血液検査
採血量は20~30μlと血液4~5滴で、白血球数 白血球の好中球/リンパ球 炎症反応(CRP)を5分程度で測定できます。当院では、次の条件のお子さまに実施させていただきます。
◎ 6カ月未満の乳児の38.0度以上の発熱を認める
◎ 3日間以上 38.0度以上の発熱が持続している
◎ 発熱したばかりでも、状態があまりに悪い または 何か おかしい
インフルエンザや新型コロナウイルスの抗原検査は、陽性であれば今後の経過や治療が決まりますが、陰性の場合は「それらの感染ではない」と言えるだけですが血液検査は、原因ははっきり解りませんが、いわゆる風邪で様子を見ていれば治る疾患か、積極的治療しないといけないかを 鑑別できます、
病態 | 正常及び ウイルス疾患 |
中等症 風邪がこじれた |
重症 感染症 |
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白血球数 | 4000~8900 | 9000~14900 | 15000 < |
好中球/リンパ球比 | 30/70~69/31 | 70/30~80/20 | 81/19~95/5 |
炎症反応(CRP) | 0.0~0.5 | 0.6~4.9 | 5.0 < |
生体モニター
呼吸数 酸素飽和度 心拍数を経時的に測定ができ、看護師・医師がその変化を観察できます、 繰り返す嘔吐を認める 熱中症が疑われる 呼吸困難 アナフィラキシー症状のお子さまの全身状態の評価を行えます。
吸入療法
喘息や仮性クループ等の気管支の狭窄や喉頭浮腫の症状を改善させるため、ジェットネブライザーで、メプチンやボスミンやステロイドを吸入させます。
RSウイルス感染や乳幼児の重症喘息のお子さまには、ご自宅で在宅吸入療法を行えるよう貸し出しを行っています。 貸し出しは年齢と状態で決めさせていただきます。他院で加療されていて少しでも症状改善したいと相談がありますが、投薬を受けておられる医院さんからの紹介以外はお断りします。
救急蘇生セット
新型コロナウイルスワクチン接種後 血管障害のよるショックの際適切な処置がなされるかが話題になりましたが、健康を守るためのワクチン接種でも事故が起こりうる事情に すべて対応できるよう 準備しております。
単純レントゲン検査
レントゲン撮影は、デジタル撮影ですので被ばく量は極めて僅かですので安心して検査を受けてください。
吸引装置
お子さまの鼻腔の分泌物を吸引したり、上気道及び気道の分泌物吸引するための装置です。乳児では鼻閉が起こるだけでも呼吸困難をきたします。吸引するアダプターは、ガラス管とシリコンがあり医療施設ではガラス管を使用しているため吸引圧が十分にかかります。乳幼児で鼻汁分泌が著しい場合は、自宅でも吸引できるよう簡易の吸引機の貸し出しを行っています。
心電図検査
四肢および胸部誘導検査を行えます。学校検診で不整脈を指摘された場合は24時間ホルター心電図が必要になることがあります。この時は「さらさらクリニック」の小川貴久先生に紹介させていただきます。
空気清浄機
2023年に感染対策助成金で 空気清浄機を二台購入しました。
受付前と隔離室においています。